小麦粉にこだわり続けて80余年のつむぎや。うどん・そうめん・スイーツ、粉屋が作る本物の味をお取り寄せ。

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つむぎやとは

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つむぎやのこだわり

image 大正元年、小麦粉の製粉工場として創業したつむぎやは、粉一筋百年。県産小麦粉にこだわり、うどん、そばをはじめ、めんに欠かせないだし・つゆ、小麦粉菓子まで、小麦粉とゆかりのある50種類を超える品物を取り揃えております。小麦粉を見立て、製麺・製造からお客様のお手元に届くまで、創業以来変わらぬ品質とおいしさをお届けしております。
「つむぎや」の名は、創業地である茨城県結城市の絹織物、ユネスコ無形文化遺産でもある結城紬に由来します。華美ではないけれど、素朴な風合いで愛され続けている結城紬のように、何度食べても飽きのこない品づくりを目指しております。

中でも、「新小麦つむぎうどん」は、一年に一度、数量限定にてお届けしている自信作。埼玉県産の初物小麦を100%使用した希少なうどんは、まず塩だけで味わってみてください。小麦の生命力を思わせる新鮮な味わい。口に含むとふわりと広がるほのかな小麦の香りと甘み。これが小麦のおいしさです。粉にこだわるつむぎやの原点にして、未来への思いをも託す一品です。

自然の恵みがもたらす小麦のおいしさで食卓を豊かに彩る、つむぎやならではの品々をご賞味ください。
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つむぎやのある埼玉は良質な小麦の産地。水はけの良い土壌。赤城からのからっ風。利根川・荒川の豊かな水源に囲まれて、江戸時代から小麦の栽培が盛んです。

うどんと言えば、四国の讃岐が有名ですが、埼玉から群馬にまたがるこの地域は、北海道、九州と並ぶ本州一の小麦の生産地です。「お祝い事があるとうどんを打って訪問客をもてなす風習があった」との記録も残っているように、豊かな粉文化・めん文化が息づいています。
image つむぎやの前身である「栗橋製粉」は、埼玉の小麦を中心に小麦を製粉し、鉄道輸送で全国各地に配達しておりました。現在、つむぎやの直営店が栗橋町のホーム横にあるのはその名残です。かつては工場敷地内まで伸びた輸送貨物の専用引き込み線から、毎日小麦粉が出荷されておりました。大正浪漫の風が吹く当時の活気ある国産小麦の市場を彷彿とさせる光景です。
image 日本国内で消費される小麦の9割が海外産小麦に頼る中で、安心安全に旬を味わえる国産小麦はとても希少な存在となりました。つむぎやは、これからも埼玉県産小麦の伝統を守り続けます。

国産小麦のおいしさをじっくりと味わうのは、これからです。
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image つむぎやが考える「おいしさ」とは、自然の恵みである小麦そのものの風味、味わいを生かすことから始まります。取り扱っている小麦品種は30種類以上。それぞれの特長で使い分け、時にはブレンドするなど、製法や出来上がりのイメージに合わせて粉を見立てていきます。

それぞれの小麦品種の個性にあわせて、製法があり、商品があり、そして食べ方があります。長年の経験を踏まえて粉の特性を見極め、最適な配合を考える。これが、粉屋の目利きです。
image うどんは、小麦粉に少量の塩水を加えてつくるというシンプルなものです。ですが、おいしいうどんを作るのは容易ではありません。使う小麦の品種、原料の配合割合、製法、そして職人の技。すべてが揃っていても、さらには製造する時の気候によって、味わいが変わってしまうほどに繊細な食べ物なのです。シンプルでありながら、実に奥深いのがうどんの世界。

麺の太さ、形状、長さ、手延べか、機械製麺か ― 千差万別な選択肢の中で、これぞという一筋の答えをみつけるのが粉屋の仕事です。

そんなつむぎやが創業当時より、うどんの基になる粉として大事にしてきたのが、幻の小麦〈農林61号〉です。
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“縁起の良いうどんの旬の初物を味わう”という贅沢。つむぎやがこだわるのは、新茶・新米・新蕎麦が旬の味であるように、うどんの旬を実感できるような、小麦本来のおいしさが生きたうどんです。

つむぎやが大切にしているのは、今では幻とも言われる小麦品種〈農林61号〉(※)。この品種の埼玉県産100%で贅沢に使用してつくる「新小麦つむぎうどん」。小麦粉の国内消費の9割を輸入小麦が占める中で、国産のしかも新物というのは大変貴重なものです。

うっすら飴色の麺は、埼玉県産小麦ならではの色味。
みずみずしくもっちりとして、この上ない口福をもたらす。つむぎやの代表商品です。

まずはつゆをつけずに、そのまま。または岩塩のみの“塩うどん”で粉の旨みを味わってください。

※)70年以上に渡って日本で栽培されて来た伝統品種でありながら、穂が高く雨風に弱い、機械化に不向きであることなどから、近年はより育成・収穫しやすい新品種が普及し、平成26年産より埼玉県では主力品種が変更となった。つむぎやは、小麦粉の栽培を管理する埼玉県と交渉し、栽培終了となるはずの〈農林61号〉を、継続的な引き受けを条件に特別栽培が承認された。ただし、生産量は以前のわずか50分の1となった幻の小麦。
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